7/7, 2004  BIG BEAR80kmXENPAK10GbE市場参入

 ビッグベア(Big Bear Networks)Electronic Dispersion Compensation(EDC)技術でパフォーマンス向上、80km高帯域IP伝送の相互接続性強化

 ビッグベアは、76日、業界初のEDC搭載10BASE-ZR XENPAKモジュールで10GbE市場に参入すると発表した。同モジュールは、80120kmの高帯域IP伝送のパフォーマンスと相互接続性のレベルを向上させるものとなる。

 ビッグベアは、40Gbpsトランスポンダ市場のリーダーであるが、データコム市場におけるEDCベースソリューションの必要性を認識し、BBTR1024-Z1、初めて電気的分散補償技術(EDC)を組みこんだ10GbEトランスポンダを発表した。

 EDCは、受信側の感度を向上させ、80kmでのマージンを増やす。これによって送信側の変動に対するトレランスが著しく向上し、他のベンダのトランスポンダとのインターオペラビリティが改善される。このインターオペラビリティの問題は、長距離アプリケーションでは重要なポイントになっている。マージンとインターオペラビリティがプラスされることで、ビッグベアのトランスポンダはメトロリンクで、真にプラグ&プレイソリューションを提供するものとなる。これは、導入と運用コストを削減しようとするEthernetシステムでは決め手重要な問題である。

 ビッグベアは、Photonic Signal Processing(PSP)と呼ばれる電気的分散補償技術で光信号劣化の問題に取り組んでおり、2002年に最初の製品をリリースした。同社のPSPは自動的に信号劣化を補償(モード分散、波長分散、PMDなど)し、システムの速度と伝送距離拡大に寄与するものだ。PSPは、Ethernetスイッチ、DWDM装置、IP/MPLSルータ、SONET/SDHクロスコネクトなどに搭載されているOEインタフェースに集積されている。

 ビッグベアが現在出荷しているPSP技術搭載製品は次の通り。

10GBASE-ZR XENPAKモジュール。ロングリーチ(80120km)、シングルモード10GbE市場アプリケーション。市場で初めてのEDC搭載シングルモード10Gbpsトランスポンダ。

10Gbpsテレコムラインカード用EDCベースICのデザインインに成功。

40/43ギガトランスポンダの開発にも成功しており、1年以上も出荷を続けている。特に、測定器メーカー、Tier-1システムOEMのほとんどに40Gbpsトランスポンダを出荷している。

 今年後半には、現在のマルチモードファイバソリューションLX4に取って代わる10GbEマルチモードソリューションをリリースする意向。