古河電工 3月決算予想の下方修正

2004年2月2日、古河電工は緊急記者会見を行い石原社長より「3月決算予想の下方修正」が発表された。

 ●連結   昨年11月予想    22日発表
  売上高  758,000百万円    744,500百万円(増減−13,500
  経常利益     800       -18,600     (同 -19,400)
  当期損失  -72,500       -102,200     (同  -29,700
 ●単独   昨年11月予想    22日発表
  売上高  385,500百万円    375,300百万円(増減−10,200
  経常利益   6,900          -4,700     (同 -11,600
  当期損失    -200         -31,200     (同  -31,000)

今回の経常赤字の要因は国内の通信向けファイバ市場の不振にある。

同社では、光ファイバの不稼働設備134億円分を除却し、量産光増幅器と半導体デバイスのアセンブリ・パッケージング工程をタイに移管、仕掛かりおよび原料在庫47億円の廃棄・減損、試験装置等21億円の除却などを進め、体質改善を図るとしている。

(コメント)
国内光ファイバケーブルの販売は、8月以降連続4ヶ月前年同月比マイナス成長を続けている。月当たりの販売数量が100万km・コアを下回ったのは、2002年で3ヶ月であったのに対して、2003年にはすでに5か月。1月〜11月まで(経済産業省統計)の販売実績を比較すると、2003年は前年の94%となっている。この光ファイバ市場不振をもたらしたのは、西日本市場での光ファイバに対する需要が一段落したためだ。 現在のところ、光ファイバ市場が好転する兆候はどこにも見られない。

DuPont Photonics iOXC888-集積8×8光スイッチ

2004年1月30日、 デュポンの子会社、デュポン・フォトニクス・テクノロジー(Dupont Photonics Technologies)は、iOXC888光コンポーネントを発表した。同製品はヒットレス、ノンブロッキング8×8スイッチングを実現し、パワーモニタ、オートマチックチャネルバランスなどを実現する。用途としては、インテリジェントOXC、ROADMなど。

実績のあるデュポンの光ビルディングブロックをベースにして、iOXC888は8×8光スイッチを集積している。スイッチにはPLCシングルチップの出力ポートに8個のVOAを持っている。カバーする波長帯域はCバンド、Lバンドで、低損失、低PDL、温度依存性損失も低く、波長依存損失も低い。また消費電力も少ない。サイズ、コストとも大きく低減できている、とデュポンでは強調している。

低価格とサイズについてデュポンでは、タップとVOAをシングルチップのスイッチに集積しているので、サイズも価格も劇的に低減できる、としている。

デュポンは現在、エンジニアリングサンプルをリピートオーダーで出荷している。製品のライブデモンストレーションは、カリフォルニア州ロスアンジェルスで開催されるOFC2004の同社ブースで行われる