CiscoIBM
共同でハイパフォーマンス40Gbpsチップを開発

6/9, 2004 IBMとシスコシステムズは、世界で最も構成要素が多いプログラマブルカスタムチップを共同で設計、製造したと発表した。これはシスコのCisco Carrier Routing System(CRS-1)に用いられている。CRS-1は、IPネットワークでデータ、ボイス、映像を運ぶ新しいクラスのルーティングシステム。

 Ciscoシリコン・パケット・プロセッサ(SPP)は世界最先端の40Gbps ASICで、3800万ゲート、約18500万トランジスタ、188のハイパフォーマンスプログラマブル32bit RISCプロセッサを搭載し、470BIPSの能力を持つ。Cisco SPPCisco IOS XRソフトウエアにより、キャリアは変化するカスタマーニーズに対応し、サービス供給を加速することが可能となる。

 過去3年に渡り、CiscoIBMのエンジニアは、共同開発を続け、10個の新しいカスタムチップを開発。

 IBMCisco向けに供給する10 ASICは、次のものを含んでいる。

7個の130nm3個の180nmASIC

12000万ゲート以上のロジック(集積)

高機能、高集積OC-768フレイマーチップ

ASIC間通信に特化した最先端、高速1Gbpsインタフェース

複数のハイスピードSerDes(HSS)。これは2.5Gbpsで動作し、高速転送インタフェースとなる。

CiscoCRS-17フィートラックで640Gbpsのスイッチング能力を持つ。72シェルフまでのスケーラビリティを持ち、スイッチング容量は最大46Tb/s1152OC-768ポートまでのスケーラビリティを持つ。ソフトウエアは従来のIOSではなく、新開発のIOS XR

すでにスプリント、MCIなどの大手キャリアがトライアルを行っていると伝えられている。

META Group
ITNon-ITとの給料差拡大

6/8,  2004 METAの調査によると、76%の企業がIT関連の従業員に20%以上高い給料を支払っている。インターネット関連の人材に対する需要は高い。

 調査によると、今年は76%の企業がIT従業員に高い給与を支払い続けるだけでなく、45%の企業がその技術に対して特別手当を出すと言う。これはIT技術者が不足しているためである。特に、ワイヤレス、セキュリティ、データマネージメントなどの新しい技術分野で専門家が不足している。

 同社のアンケート調査では、アプリケーション開発(回答者の15%)Javaアプリケーションマネージメント(15%)、ネットワーキング(11%)の技術者に対するニーズが高い。

 一方で、同社の調査はIT従業員の志気の低下が深刻になっていることも指摘している。

JDSU
E2O6000万ドルで買収

5/18,  2004 JDS UNIフェーズ(JDSU)E2Oコミュニケーションズの買収を発表した。この買収により、JDSUは顧客の数を増やしてデータコム市場での地位および重要な技術を強化することになる。一方で、運用効率も高めることになる。

 買収条件によると、買収金額は約6000万ドル。E2Oの設立は1998年、本社はカリフォルニア州カラバサス。光トランシーバの開発、製造。ファーストEthernetGbE10GbE1X-4X ファイバチャネル、10GbpsFCESCONATMSONETをサポート。主要なデータコムカスタマーに製品を供給。そのうち7社はJDSUの新たな顧客に加わることになる。最近数期の同社の売上は、500万ドルを上回っている。 

OFCNFOEC
TelcordiaNFOECを売却

5/26,  2004  OFCNFOECの執行部の発表によると、両イベントは統合されて20053611日にカリフォルニア州アナハイムコンベンションセンタで開催される展示会に一本化される。

 通信関連のソフトウエアとサービスという強みを堅持するために、テルコーディア・テクノロジー(Telcordia Technologies)NFOECイベントの資産とマネージメントをOFCに譲渡する。

 NFEC単独の展示会は、カリフォルニア州アナハイムで91216日の日程で開催される予定となっていたが、これが中止となり、2005年のOFCに統合されることになる。

Passve Technologies
50万個のEPONシリコンを販売

5/17,  2004パサベ・テクノロジー(Passve Technologies)は、標準仕様のEPONシリコンの販売が50FTTHポートを超えた、と発表した。

 EPON半導体に対する需要が激増している。これはアジアの通信事業者が新しいIEEE802.3ah EPON標準採用を早めているからだ。FTTHの導入によってブロードバンドアクセスは、現在ではDSLやケーブルモデムの帯域の1000倍が利用できるようになっている。

 「光ファイバを用いた新しいブロードバンドアクセス時代の幕開けだ」と調査会社Infonetics Researchの主席アナリストMichael Howard氏は語っている。「パサベはEthernet標準ベースのFTTH導入に火をつけた。これは日本からスタートし、世界のブロードバンドアクセス変革していきそうだ」と同氏は続けた。

 「FTTHは、すでに日本では成長段階に来ているが、世界的にも今後数年間で力強い成長が期待できる」とiSuppliの主席アナリストSteve Rago氏は指摘している。「FTTH導入の成功のカギは、パサベが提供しているような、FTTHアプリケーション用に設計した標準仕様の経済的なシリコンを使うことだ」と同氏は続けている。

 国内では、マクニカがパサベのチップを販売している。