7/5, 2004  北米のDSLCMを上回る増加率
 調査会社Probe Groupが発表した「カナダ、メキシコ、米国のブロードバンド接続」レポートによると、現状でCM(ケーブルモデム)を用いたブロードバンド接続は21の割合でDSLを上回っているが、DSLは徐々にこの差を詰めていく。これは、2009年までにはケーブルモデムの数が倍増となるのに対して、DSL3倍となるためだ」とプローブグループのAlan Mosher氏は説明している。プローブグループの予測では、アナログモデムを利用した北米のIP接続市場は減少傾向にあるが、アナログモデムの成長はメキシコでは2009年までは続く。

7/5, 2004  カナダの測定器ベンダEXFOQ3は絶好調
 629日にEXFOが発表した2004531日に終わる第3四半期の販売実績は前期比21.2%増、前年同期35.4%増となり、2050万ドルだった。これは、FTTPテストソリューションが期待以上の売上となったためである。

「市場シェアが増加したこと、戦略的に早期にFTTP(Fiber-to-the-premises)市場に注目したことが功を奏して、相対的にフラットな投資で推移している市場環境でEXFOは大幅な売上増を達成した」と同社のCEOGermain Lamonde氏はコメントしている。同氏によると、「この販売業績は2001Q4以来、最高の実績」であると言うことだ。

(注:EXFOは、フィールド測定器市場のトップベンダ。現状で、光測定器は、この市場が最も活性化している。IT不況以降、R&D、生産ライン向けは、まだ大規模投資が再開されていない)

7/5, 2004   Kotura1100万ドルの投資資金を獲得
630日にKoturaが発表したところによると、同社はComVenturesARCH Venture Partnersなどから1100万ドルの投資資金を獲得した。Koturaは、シリコン光電気集積デバイスOEIC(SOEIC)の開発をリードするスタートアップ。同社のCEOJean-Louis Malinge氏は、「この追加投資で、われわれはシリコンCMOS技術の開発を進めて次世代オプトエレクトロニクス技術と製品を実現する」と語っている。

 一方、ボードメンバーの一人、ComVenturesCliff Higgerson氏は「Koturaは集積シリコンオプトエレクトロニクスデバイスの開発で大きな進歩を達成した。パフォーマンス、サイズ、コストの点で大きなメリットが出せるデバイスとなっている。こうした点は、われわれのカスタマーにとって極めて重要であり、通信や防衛分野の次世代製品の進歩を促進するものである」と述べている。

7/5, 2004  PassaveCopperGateTriple-Play over IPにジョイントソリューション
チップセットメーカー、
2社により、HD IPマルチメディアがFTTHネットワーク、家庭用TVに。

 622日、パサベ(Passave)とコパーゲート(CopperGate Communications)はジョイントソリューションを発表した。このソリューションにより、音声、高速データ、HD(高精細)ビデオサービス(一般に言う、トリプルプレイ)がシングルチャネルで実現可能となる。両社はend-to-endのソリューションをデモンストレーションした。同ソリューションは、ファイバネットワークでギガビットアクセスを家庭の加入者に分配し、同軸ケーブル/帯域128Mb/sの電話線を介してコンピュータ機器へQoS保証つきで配信する。

FTTHは、新しいIEEE802.3ah Ethernet ファーストマイル(EFM) EPON標準とともに大量導入が近付いている。EPONの市場リーダーであるPassaveは、EPONチップセットの販売が50万ポートを越えたと最近発表した。「最近、ラストマイルでの高帯域需要が高まっているので、これがIPベースのHDTVなど、収益を産むサービスの開始につながるだろう」と同社の社長、Ariel Maislos氏はコメントしている。「こうなると、ホームネットワーキングは、既存の家庭配線でTVや娯楽機器に、さまざまなHDTV IPストリームを流さなければならない」と同氏は続けている。

 コパーゲートのCopperStream製品は、帯域保証した128Mb/sのデータを同軸ケーブル/電話線を介して、同期モードで90%のスループットを出せるソリューションであり、予め設定された帯域、遅延、ジッタでデータストリームを確実に配信する。これらの製品は、HomePNA 3.0仕様、拡張HomePNA2, ITU標準に適合する最初の製品。

 コパーゲートのCEOGabi Hilevits氏は「このような開発よって、サービスプロバイダは収益を生み出すサービスを提供することができる。音声や高速データサービスに限らず、ゲーム、インタラクティブマルチメディア、SDTV/HDTVおよびVODなどの最先端のアプリケーションを含んでいる」と話している。

「既存の通信事業者が生き残っていけるかどうかは、音声ベースのからブロードバンドマルチサービスプロバイダへの移行が成功するかどうかにかかっている。FTTH/FTTC技術がこの移行をサポートするものであるとわれわれは信じている。Passaveのような企業が、経済的でハイパフォーマンスのFTTH/FTTCを実現する。ブロードバンドサービスをプレミスに提供することは、ソリューションの一部にすぎない。サービスは、家庭内の機器に配信される必要がある。コパーゲートのような、既存配線を利用したホームネットワーキング技術が、家庭に高信頼でスケーラビリティの高いソリューションを提供するのである」と調査会社iSuppliのネットワーキング&光通信担当のアナリスト、Steve Rago氏はコメントしている。

7/5, 2004  アジレントが業界初OC-768ルーティングテストソリューション 
621日、アジレントは、40Gbpsのトラフィック生成、インターネットスケールプロトコルシミュレーションを行うAgilent N2X の新しいインタフェースのデモンストレーションを行った。これにはCiscoCRS-1が用いられている。デモンストレーションは、SuperCommCiscoのブースで行われた。Agilent N2X E7320B 40Gカードを用いると、ネットワーク装置メーカーやサービスプロバイダは、次世代のIP/MPLSコアネットワークで用いられるテラビットルータの最高レートのラインカードのスケーラビリティやレジリアンシーを検証することができる。

7/5, 2004  MovazRAY ROADMParamaADMチップ
 モバツネットワークス(Movaz Networks)とパラマネットワークス(Parama Networks)は、MovazRAYファミリーの設計にパラマのADM-on-a-Chipを使用すると発表した。RAY ROADMは、Movazの波長サービス装置。

 両社の開発協力は、ネットワークを統合化された伝送モデルへ移行させようとするサービスプロバイダの意向に応ずるものと言える。MSPP(Multi-service provisioning platform)MSTP(Multi-service transport platform)のような新しい装置が特徴となる。サービスプロバイダの狙いは、電気的なSONET/SDHと光伝送とを統合して設備コストや運用コストを下げ、柔軟性の高いシステム/シンプルな波長サービスの実現、さらに統一された制御プレーン、グルーミングを通じた波長の効率的利用、統一されたネットワークマネージメントシステム、などを実現することにある。

 「ADM-on-a-Chipは極めて魅力的だ。集中的アーキテクチャ、低消費電力、ハイレベルのソフトウエア環境などが特徴的だ。カスタマーの要求はさらに進化を続けるので、これに応えていくためにはこうした点は極めて重要だ」とMovazCEOBijan Khosravi氏は語り、「マルチリングをインターコネクトし仮想的メッシュネットワークを構築するというニーズがある。ADM-on-a-Chipは、この点では非常に優れている。ネットワーク設計者は物理的なデザインを障害回復設計から分離することができるからだ。このため、ネットワークは一層効率的にシンプルになり、設計も保守も簡単になって、SONET/SDH並の信頼性を実現できる」と同氏は続けている。

7/5, 2004  MC-SierraもシングルチップADM
 PMC-Sierraは、614日にPM5337 ADM622PM5338 ADM622PDH光アクセスデバイスを発表した。アプリケーションは、SONET/SDH ADM、端局の多重装置。高集積ADM622デバイスを用いると、小さな企業用装置程度のサイズで、現状のサービスも次世代のサービスも収容できる高信頼、キャリアクラスのシステム設計が可能となる。装置ベンダは、迅速な投資の回収、time-to-marketで需要即応が可能となる。

 「PMC-SierraADM622は、アクセスおよびメトロエッジ市場がターゲット。今後5年は、通信キャリアの最も高い成長が期待できる市場だからだ」と調査会社iSuppliのアナリスト、Steve Rago氏は見ている。「キャリアは、Ethernet VLANのような企業に提供できる付加価値の高いサービスをやりたがっている。PMC-SierraADM622はそうしたサービスをサポートしている。EthernetPDHトラフィックに対する市場ニーズの成長に連れ、T1/E1の安価なスイッチング、VT/TUレベルのVC GFPトラフィックがサービスプロバイダには重要になってくる」と同氏は指摘する。

 「ADM、多重装置に必要な特徴を1つのデバイスにすべて統合することで、PMC-Sierraは開発コスト、キャリアクラスの装置導入コストを大幅に削減する」とPMC-SierraVPGreg Aasen氏は強調し、「ADM622ファミリーは、従来のPDHEthernetのような新サービス導入を容易にする。一方で、キャリアが要求する可用性、信頼性をも維持している」と同氏は続けた。